過去「Windows Updateで勝手にWindows 10のファイルがダウンロードされちゃう問題」や「「強制」になりつつあるWindows 10アップグレードを食い止める現時点での方法」で取り上げてきたWindows7・8.1からWindows 10へのアップグレードの問題。
今までは「アップグレードされないように」という予防策の紹介が中心でしたが、ここに来てマイクロソフトが「アップグレードされちゃった時はこうすればキャンセルできます」という対処療法の動画を公開しました。
動画はこちら。出どころ的、そして動画のテロップから日本のマイクロソフトが公開したもののようです。
まとめると
- アップグレードが始まっちゃったらとりあえず100%になるまで待つ
- 「Windows 10へようこそ!」って言われたら次へ進む
- その後の画面で頑なに「アップグレードを拒否」する
- ほんとに拒否するのかどうか効かれるので頑として「拒否」する
- OSが戻る
という流れみたいですね。
ただこれはアップグレード自体は食い止められますが、その後元に戻ったOSで改めて「アップグレードする?するよね?」って聞かれるかも……その場合は「「強制」になりつつあるWindows 10アップグレードを食い止める現時点での方法」で紹介した方法やツールを使って告知そのものを止めないといけないですね。
また、「Windows 10のアップグレードをキャンセルしてWindows 8.1に戻す」を選んだ後の元OSの環境が不安定になることも考えられます。(私はノートPCのWindows 8.1をアップグレード後に戻そうとして「戻せません」って言われたことがあります)
風邪と同じで「おかしくなってから薬で治す」のではなく、「おかしくならないように予防する」のが大事。今回紹介された動画はあくまで「ここまでいっちゃったら」の対処療法と思うことにして、アップグレードしたくない人は事前に対策をしておいたほうがいいですね。
ただ、Windows 7にしろ、8.1にしろ、将来的にはサポートが終わっちゃう(7はメインストリームのサポート終わってますし)ものなので、「いずれはWindows 10にしなきゃいかんよね」とは思っといたほうがいいと思います。はい。
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