自宅での練習や配信にはXDJ-XZを使用しています。
その日の気分によってLANで繋いでExportモードでやったり、USBのPerformandceモードでやったりUSB Exportモードでやったりしてるのですが、以前USBケーブル接続でPerformanceモードにしたところXDJ-XZ側がうんともすんとも言わないという現象に遭遇しました。
実はこの現象、XDJ-XZの購入直後、最初の接続時にも発生しました。
自分の環境がたまたまなのか、それともあるあるなのか。まぁ二度あることはなんとやら、ですのでメモ代わりにここに残しておこうと思います。
前提として「XDJ-XZは2台接続されてるように認識する」という点に注意
macOSにXDJ-XZを接続すると「XDJ-XZ(1)」「XDJ-XZ(2)」というように同名で2台分の機器が認識される仕様になっています。

XDJ-XZは「オーディオインターフェースとMIDIコントローラーが一体化している」という機器なのでこういう形になっていると思われます。rekordbox側で色々設定されるのは(1)の方になり、(2)の方に関してはMIDIマッピングされてない状態で認識されている状態になります。
「繋がっているのにXDJ-XZが無反応」という症状が出た
現象としては下記のようなことが起こりました。
- macとXDJ-XZを接続、mac側は機器を認識している。
- rekordbox側も完全に認識していないわけではなく「XDJ-XZ(2)」だけを認識している状態になる。
- USB接続しているにも関わらず、XDJ-XZ側はケーブルが接続されていない状態から変わらない。macから機器側に信号が行っていないような状態になる。
- XDJ-XZの操作がrekordboxに反映されない。
なお、現象発生時の環境についてですがmacOSはSeqouia 15.3.2、XDJ-XZのファームウェアは1.26、mac用のドライバは4.0.1です。全て当時の最新バージョンを使用していました。以前発生した時はOSはもう少し古かったように思います。
rekordboxが「XDJ-XZ(1)」を認識していない?
まずrekordboxで認識しているかどうかを確認するためにrekordboxのMIDIマッピングのメニューを開いてみます。するとプルダウンのメニューに「XDJ-XZ(1)」がいません。
「XDJ-XZ(2)」のほうは出てきますし、USBケーブルを抜き差ししたときにウィンドウ下部に「XDJ-XZ(2)が接続されました」「接続が切れました」と表示されるのでそっちは認識しているようです。
何らかの原因で「(1)」が見えなくなってしまったことが原因のようです。
「XDJ-XZ(1)」が見えてるのに動かない場合はユーティリティが起動していない可能性あり
仮に「(1)」が見えているのにXDJ-XZが使えない、もしくは「(1)も(2)も見えない」という状況の場合は単に「XDJ-XZドライババージョン表示ユーティリティ」が起動していないだけかもしれません。
通常インストールするとmacOS起動時に勝手に裏で起動するはずですが、自動起動を外している場合はこいつを別に立ち上げてやらないとうまく動作しないようです。
Spotlightで探すのが楽ですね。
なお、Tahoeは4.0.2以降のドライバが必要になりますのでご注意下さい。Golden Gateは記事執筆時点で何も情報が出ていないので不明。

ちなみに自分は「裏で余計なアプリやプログラムが動いているのが嫌」というタイプの人間なのでmacOS起動時に自動起動しないようにして、rekordbox使うときだけ起動するようにしています。
ユーティリティ起動してもだめならmacOS側のオーディオ設定に問題が発生している可能性が高い
ユーティリティアプリも立ち上がってるのに症状が改善しない場合はmacOS側のオーディオ設定に問題が発生している可能性が高いです。色々検索していたところ下記のページがヒットしました。
macOS でのオーディオの問題、オーディオ設定をリセットする方法 – Focusrite
要はmacOS側のオーディオ関係のplist(プロパティリスト)がおかしくなっているので、一度削除して再生成させれば治る可能性があるということです。
macOSのオーディオの復旧手順
では具体的な手順です。なお、システムファイルを操作しますのでTimeMachineなどできちんとバックアップを取ることをおすすめします。あと自己責任でお願いしますね。
対象のファイルを探す
リンク先が日本語に翻訳されてるので分かりづらいかもしれませんが、plistファイルの場所は下記になります。
/Library/Preferences/Audio/com.apple.audio.DeviceSettings.plist
/Library/Preferences/Audio/com.apple.audio.SystemSettings.plist
フォルダの中に下記のファイルがあるので、任意の場所にコピーしてバックアップをした上で削除します。
削除したらmacを再起動。(忘れがち)
再起動後にXDJ-XZをUSB接続し、rekordboxを立ち上げて症状が改善しているかを確認してみましょう。自分の場合はこれで改善しています。
なお、リンク先の説明ではMIDIのplistファイルも削除しろとありますが、自分の場合はオーディオの方のファイル削除だけで治りました。
XDJ-XZ以外で起こるのかどうかは不明
前に持っていたDDJ-1000やDenon Prime GOなど、他のコントローラーではこんなこと起きなかったのでひょっとしたらXDJ-XZ特有の問題なのかもしれません。
上に書いたようにXDJ-XZは「MIDIコントローラーとオーディオインターフェースが一体化したもの」なので、処理周りが複雑にならざるを得ないのかもしれません。実際macOS TahoeでOSのオーディオ周りの仕様が大きく変わった際、ドライバの対応に半年以上かかったりしているので。
いずれにしても日本語の情報がなかなかないのでメモということで残しておきます。

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