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15年の歴史に幕、「Winamp」が12月20日で公開終了

Windows95の時代からMP3を聞いていた、という方にはもはや語る必要もないくらいの歴史のあるMP3プレイヤーソフト「Winamp」。11月20日のVer.5.66公開と同時に「12月20日でサイトを閉鎖し、ソフトウェアもダウンロードできなくなる」と告知が出されました。初版は97年の4月にリリースですから、実に15年もの間アップデートを重ねてきたメディアプレイヤーでしたが、近日中にネット上から姿を消す事になります。

「MP3プレイヤー」と書きましたが、Winampは音楽だけではなく、動画なども再生できます。また、SHOUTcastなどのネットラジオのプレイヤーとして使ったり、プラグインを入れて音声ファイル以外のファイルのプレイヤーとしても利用可能。例えば「NEZplug」というプラグインをインストールするとNSFなどの8bitコンシューマゲーム機のサウンドフォーマットも再生できるようになりますし、MIDIファイルを読ませればMIDI規格の音源を鳴らすことだってできるという、とにかく守備範囲の広いプレイヤーでした。思えばネットラジオをよく聞くようになったのは、SHOUTcastがきっかけだったっけ。

 Winamp プレイヤーまた、「スキン」と呼ばれるプレイヤーのデザイン変更ができるのも大きな特徴でした。バージョンが進んでくると単なる上モノの張替えではなく、プレイヤーの構造そのものが変わるようなスキンも登場。オーディオ機器のような渋いデザインのものから、アニメやゲームのキャラクターが彩られたポップなものまで幅広いジャンルのスキンがリリースされました。ちなみにさっき公式のスキンリスト見たらその数約3000種もありました。

 

最近はAndroid用のアプリなどもリリースされてまして、無線LANでリストを共有したり、デバイスにメディアを転送したりといったこともできるようになっていました。AndroidでiTunesの代わりみたいなことができる!とちょっと触ってみたのですが、昔から音楽ファイルのタグがブランクであることが多い自分にとって、ファイル名でファイル管理できなかったのは地味に不便だったんであまり使ってませんでした。

Android版のアプリは「公開終了です」みたいなことは書かれてないんですよね。ひょっとしたら「公開終了」ってのは公式サイトとデスクトップPC向けダウンロードに限定した話なのかもしれません。

いずれにせよ12月20日でダウンロードできなくなるWinamp。記念にアーカイブを取っておこう、という方は公式ページから早めにダウンロードしておいたほうが良さそうです。

※ なんかAndroid版のアプリは「Winamp 2016」という名前でGigabit Studiosというところから出るようになったみたいです。ただWinamp公式からリンクが無かったり、妙に評価が低かったり、挙句Gigabit Studiosのページ自体がWordpressのデフォルトページのまま放置されていたりと、Winampを語ってるだけのアプリの可能性もあります。

インストール直後にお馴染みのこの音声も、もう聞けなくなるんですね。