Twitterの方ではすでにご報告済みですが、埼玉から福島県郡山市に移住しました。親の仕事の関係で子供の頃から引っ越しが多い人生を送ってますが、考えてみれば小学生のときに千葉に越してきてから今の仕事に就くまでずっと関東圏内で引っ越しをしてたので、「地方」が変わるのは実に30年以上ぶりです。こんにちは東北電力。
元々福島は父親の実家があるところで、盆暮れと連休のときはちょこちょこ戻っており馴染みがある地域ではあるのですが、「住む」となると色々と初めてのことも多く、引っ越してまだそれ程経ってないにもかかわらず早くも期待と不安で心があっち行ったりこっち行ったりしております。
ただ、色々とデジタル化が進んだこともあって、30歳くらいのときに「福島戻ろうかな」と思ったときよりははるかに移住しやすくなったなぁとも感じます。昔地上アナログの頃は関東圏とチャンネルが全然違ってむず痒かったりしたもんですが、それも地デジ化でなくなってますし。（地上アナログ時代、郡山ではNHKが9chに割り振られてたりしてた）
まだ移り住んで2ヶ月ほどですが、感じたことをざっと書いていきたいと思います。
特に違いを感じたのはテレビとラジオ
U局がないので地上波デジタルのチャンネル数が激減
「東京圏から地方に来るとテレビのチャンネルが激減する」ってのは昔からよく言われてますが、身を持って体感しています。さいたまに住んでいた頃は地域にケーブルテレビが来てたのでキー局はもちろん、いわゆる「U局」としてテレビ埼玉、TVK、千葉テレビ、TOKYO-MXも見ることが可能でした。あと放送大学。
テレ東は系列局がありませんがテレ東の番組をやってないかというとそういうわけでもなく、孤独のグルメやゴッドタンなんかは福島中央テレビで、開運！何でも鑑定団は福島テレビでやっていますが。ただ、本放送から遅れ放送になってます。
また、これは地方あるあるなんでしょうけども深夜2時から3時位に放送終了し、3時から4時ぐらいに放送開始するスケジュールになっています。深夜、早朝はテレビショッピングばっかりです。
まぁチャンネルは減りましたが、テレビ番組に関してはTverなどのネット配信サービスで地方も含めて様々な番組を見ることができますし、U局中心のアニメ番組もAbemaやAmazon Primeで見られますからあまり困らないっちゃ困らない用に思います。MXに関しては専用のアプリでも見られるみたい。水曜どうでしょうみたいに「1週間のうちに局違いで3回位見る」みたいな見方をする人でない限りは困らないんじゃないかなぁと思います。
ラジオはAMもFMも民放1局ずつ
ノーマークだったのですが、埼玉と比べてラジオ放送局が激減しました。
埼玉ではNHK、エフエム東京、J-WAVE、InterFM、NACK5、bayfmあたりを聞くことが可能でしたが、福島では民放はラジオ福島(RFC)とふくしまFMの2局だけ。あとコミュニティFMがあるくらいです。テレワークでBGMとしてFMをかけたり、車の移動中にFMを聞いたりすることが多かった自分としてはこの辺ちょっと痛い所。
ただ、こちらもradikoをプレミアム登録すれば全国のラジオを聞けますからめちゃめちゃ困るというわけではないです。コストは掛かっちゃいますが。
当たり前に行っていたお店がない現実
地方あるあるですが、首都圏で日常的に行っていたお店がチェーン展開していない事実を叩きつけられました。
一番痛かったのはメインバンクにしてる都市銀行の支店もATMもなかったこと。ATM無料の条件が秋から厳しくなり、コンビニATMでは月イチでしか無料で下ろせなくなるのでメインバンク変えようか悩んでいる状況です。
飲食系だと「ジョナサン」「バーミヤン」あたりがなかったり、中華チェーン店が「大阪王将」くらいしかないようです。（郡山は個人でやってる町中華が多いらしいのでその影響があるのかも）
その他「やよい軒」「天下一品」「バーガーキング」あたりも福島にはない模様。
コンビニは地方でも基本問題なくある…と思いきや利用頻度の高かった「ローソンストア100」がありませんでした。100円ショップはセリアやダイソーがありますが、食料品の取り揃えは圧倒的にローソンストア100が強かったのでこれもイタイ。
逆に首都圏よりも充実した面も
こっちに来て逆に良かった面もあります。
土地がある地方ならでは、という側面も強いんですがホームセンターが結構あちこちにあります。そして規模がでかい。都心のホームセンターで鍋とかフライパン売ってる感覚でで900×1800の桐の板とか、プレハブに取り付ける扉とか売ってます。実際、家にDJブースを組むのにでかい板をカットしてもらい、天板にしたりしました。やだ…DIYハマっちゃう…
また、入浴施設も多い印象です。いわゆる「スーパー銭湯」的なものもありますが、宿泊施設に付随しているもの、銭湯ライクなものなど多彩。500円台で入浴できるところもあります。しかも都心の銭湯でよくある「サウナは別料金」ということもなし。極楽か。
首都圏の温泉は「色が黒くなめるとしょっぱい」というものが多いですが、郡山市内の温泉は炭酸水素塩泉、ナトリウム硫酸塩化物泉、アルカリ性単純泉など様々な泉質の温泉が多いのが特徴です。
あと住宅地とはいえ、幹線道路に近いところに越したので徒歩圏にラーメン屋やラーメン屋やラーメン屋があります。郡山はコロナのまん延防止も解除になったので呑む気になれば焼き鳥屋なんかもあるんですが、流石にまだひとり酒はやってなかったりします。
単なるテレワーク社員ではないので色々やっていきたい
仕事自体は移住してもテレワークで同じことをやってるのですが、雇用体系としては個人事業者として契約して仕事をする立場になりました。なので年金も健康保険もさらに倍。おまけに確定申告もついてきます。
ただその分いろんなことに挑戦しても「副業駄目」とか言われない身分になったとも言えます。一応開業届も出したので、ぼちぼちといろんなことに挑戦していきたいと思っております。
まぁ、まずは冬支度だな…
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