5月の末、気温も上がって長い髪がうっとおしくなったので切りに行ったら理容師さんが妙に神妙な顔で後頭部を見ています。
ぼそっと「右のうしろが…」と。
合わせ鏡で確認したところ、名刺の半分くらいのサイズで地肌が露出。
流石に「わからないように切ってくれ」とは言ったものの、髪が乱れると地肌が見えてしまうくらいの状態になってしまいました。連休中に切ったときは何も言われなかったので、GW明けくらいに一気に行ったんでしょう。
単純にストレスからじゃないらしい
新型コロナとか仕事とか色々ストレスが溜まった結果なんだろうなぁと思ったら実はそうでもないらしく。
確かに精神的なストレスは一因ではあるものの、今は免疫がおかしくなって局地的に脱毛するという節が有力なんだそうです。→ 円形脱毛症はストレスが原因ではない!? 原因から治療法まで解説 | NHK健康チャンネル
とはいえここ数ヶ月のストレス半端じゃないのでそのせいだろうなぁ。
皮膚科に行きました
正直この手の脱毛症って何科に行けばいいのかさっぱりだったんですがTwitterでツイートしたところ、「皮膚科に行ったほうがいい」という話をいただきました。その節はありがとうございました。
待ち1時間、診察は…
早速Googleさんで診療内容に「円形脱毛症」がある近所の皮膚科を検索。最近は「オンラインで順番待ちできる」という病院も増えてきましたので、それができるところ、という条件で探しました。(検索の段階ではわからないのでサイトにアクセスする必要がありますが)
平日午後休みを取り、順番待ち登録が可能になったタイミングで順番待ちのページを開くと「初診は順番待ち登録できないので直接来院してください」の文字。トップページに書いておいてほしかった…結局直接病院の受付に行き、1時間ほど待って診療へ。
触診してなんかよくわからない機械でピッと皮膚のところを検査して、あっという間に先生の診察は終了(3分)。典型的なパターンだったんでしょうか。
とりあえず毎週患部へのケナコルトーA(合成副腎皮質ホルモン)の皮下注射をしましょう、というお話。加えて、1日3回のカルプロニウム(脱毛抑制と発毛促進)、アンテベートローション(かゆみ止め)の塗布を言われました。頭に注射打ったのは44年生きてきてはじめての経験です。
上に貼ったNHKのサイトでは「初期治療に飲み薬」とありましたが、飲み薬は処方されなかったなぁ。
塗り薬が使いづらくてツライ
さて、この塗り薬なんですが非常に塗りづらいです。
まずケナコルト-Aは粘性がありません。後頭部につけようとすると首筋まで流れてきてしまいます。加えて乾くと若干ベタベタします。匂いも若干ヘアコロンっぽい匂いがします。「塗ったら患部をマッサージしろ」と書いてあるんですが、どれくらいの力加減でどうやればいいのかさっぱりわからず、とりあえず指でワシワシ揉んでいます。
アンテベートの方は若干粘性があるので流れることはないのですが、いかんせん後頭部ということで患部に塗れてるのかどうかがちょっとわからず。
そしてなによりどっちも「適量を塗布」の「適量」がわからんのです。一応「2週間分」ということでもらったんですが、12日たってまだ3割くらい残っています。つける量が足りないのか、それとも多めに渡されてるのか…
基本的に長い戦いになる
「私も円形脱毛になったことがある」という方からお話を頂いたのですが、どなたも半年以上かけてようやく治ったという感じみたいです。年内に治ってくれればありがたいんですが、父親も祖父もハゲてましたからね。ここから広がっていくのかも…
見せたくないので夏用ニットキャップを買いました
後頭部が気になってしまうのと、髪がない箇所は他の部位に比べて汗が流れていってしまうためやたらと右の首筋だけ汗で濡れるという状況がいやなので、ニットキャップを買うことにしました。
ニットキャップって冬の帽子の印象が強く、実際ショッピングモール行っても冬用っぽいものの売れ残りがちょこちょこっと置いてあるだけでした。
ただ、ネットショップを見てみるとサマーニットとして100%コットンや麻のものが出ているようです。価格も安いものは数千円程度からあるようでありがたい。
ひとまず綿と麻の物を一つづつ買ってみました。綿はかなり薄手(うっすら髪が透けて見えるくらい)、麻は網目が粗いので風通しはいいです。ただ、頭全体を覆う形になるので、これから真夏日とかになるとちょっときついかもしれません。特に今はマスクもしないといけませんから、熱中症には気をつけないとまずそうです。
コメント