TwitterのQRコードが読めない理由と対策が何かないかを考えてみました

テジタルもの
本サイトの記事内には広告が含まれます。ご了承ください。
スポンサーリンク

スマホ用のTwitterアプリがアップデートされ「QRコード」という項目が追加されました。LINEと同じように自分のQRコード(二次元バーコード)を使って相互にユーザー登録ができるようにする機能です。

「ID検索とかしなくていいから便利だなー」と思ったのですが、どうもTwitterのタイムラインを見てみると「コードが読めない」という書き込みがぼちぼち見つかります。

twitter_qr

めちゃめちゃ多いわけではないですが。

そんなわけ無いやろ、と思って試してみましたが確かに読めませんでした。いや、厳密には読めたり読めなかったりします。

Twitterのアプリで読むなら今のところ確実に読めてますが、他のコードリーダーアプリだと読めたり読めなかったりします。これも、「このアプリなら読めてこれならだめ」というわけではなく、「同じアプリでも読めたり読めなかったりする」というのが現状です。

というわけで検証してみました。技術者でもなんでもないのであくまで推察ですけどね。

 

ちなみに先に書いておきますが、TwiterのアプリでQRコード読めば確実に読めるので記事読んであれこれやるよりはおとなしくTwitterアプリ使うほうが早いです。

 

スポンサーリンク

TwitterアプリのQRコードの仕様

まず、Twitterのアプリが表示するQRコードがどうなってるのか、というお話から。

  1. スマホ専用(今のところ)
  2. QRコードの読み込み・表示時は液晶が明るくなる
  3. コードの中央に自分のアイコンが出てくる
  4. コードの右下にTwitterの鳥が表示されている
  5. 背景色がカメラ起動ごとに変わる

1.はそのうち実装されるかもしれません。2.については液晶が暗いとコードの認識率が著しく落ちるための措置だと思われます。楽天ポイントアプリとかUNIQLOアプリとかのバーコードを表示するアプリならよくあるので特にTwitterアプリだから、という機能ではありません。

問題は3.~5.です。

コードに余計なアイコンやマークが入ってるから読めない……は間違い

見た目の上で一般的なQRコードと違う点として、コードの中央にTwitterのアイコン、コードの右下に鳥マークが入っているのが目につきます。

qrcode

Twitter上での表示。中央にアイコン、右下に鳥がいる

まず中央のアイコン。これは「フレームQR」と呼ばれるもので、コードの中の一定の領域(キャンバス領域)を自由に使うことのできるものです。この部分にQRコードに近い画像を表示したりしたら誤認識するかもしれませんが、基本的に問題はありません。

また右下に鳥がいる点ですが、これも問題はありません。QRコードはその範囲を認識できるように隅に四角いマークを配置していますが、配置位置は「左上、左下、右上」です。右下には四角いマークが無くても問題がありません。

Twitterの例だと「真ん中と右下にキャンバス領域を設定するよ」としたコードになってる(らしい)のでアイコン画像とTwitterマークは仕様には反していません。

問題は「色」

問題があるのは「色」です。

QRコードはデンソーウェーブという会社が開発した技術で、QRコードドットコムというサイトに色々と情報が出ているのですが、そこに「マージン(余白)の確保」というページがあります。

ページには

  • コードの周りにはマージン(余白)を確保して下さい
  • マージンとはシンボルの4辺を囲む、何も表示されない領域です。
  • 上下左右、それぞれ4セル分以上の確保が必要です。

と書かれています。

QRコードを読み取るアプリは色々ありますが、基本的にコードの周りには余白がある前提で設計されています。

この余白部分に色がついていても認識できるアプリであれば読むことができますし、逆に色がついている部分を余白と判断しないアプリはどこからどこまでがコードなのかを認識できず、いつまで経っても読めない、ということになります。

QRコード読めない現象の対応策

現時点でできる対策としては下記が考えられます。

QRコードの背景色を変えてみる

Twitterアプリの「QRコード」のカメラを一度終了すると、生成されるQRコードの背景色が変わります。(PCで設定できるカラーイメージは影響しないようです)

手元の環境だと「赤は読めないけど黒なら読めた」という事がありましたので、読めない場合は背景色を切り替えてみるとうまくいくかもしれません。

QRコードを読むアプリを変えてみる

QRコード読み取りアプリによって挙動が違うので、アプリを変えるとあっさり読めることもあります。

自分でQRコードを作る

Twitterのアプリで生成されるQRコードは特別なコードになってるわけではありません。単にTwitterのユーザーページのURL情報が乗っているだけです。

例えば私の場合は https://twitter.com/otsu6251 です。このURLをQRコードの生成サービスとか、作成アプリで作ってやればいいわけです。

一般的にそれらで作ったQRコードは背景色は白で、余白のことも考慮されているので「読めない」ということはほぼないと思われます。

純正アプリを使え、というのがTwitterの言い分だと思う

今回のQRコードのリーダーに限らず、Twitterは外部アプリでアンケートやDMグループを使わせないなど「外部アプリを使わず公式アプリを使え」という姿勢があります。

一時はどこかに買収されるのでは、みたいな話もあったことですし、ここはTwitterさんの意を汲んで、公式アプリを使ってあげるのがよろしいのではないでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました