JRの駅アナウンスの声が一部の路線で別の人に変わっているという話

小ネタ
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最近の駅の放送はコンピュータによる自動放送が主流です。自動とはいえVocaloidに喋らせてるわけではないので新しい路線が開業したりすると音声は「再録」したり、「更新」したりします。通常は長いこと同じ人の声を収録して使うのですが、担当が変われば当然声も変わる……ということで最近JR東日本管内の駅アナウンスの声の主が別の人に変わっている、というお話です。

JRのアナウンスは原則上りと下りで男性女性の声を使い分けています。ただ、「上りは男性」という決まりがあるわけではなく、「方向別に違う音声を使う」という決まり事があるだけのようです。

JR東日本では女性の音声は向山佳比子さんが担当しています。JR東日本だけでなく、JR西日本やJR東海の一部の駅でも音声が流れるそうです。

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男性は大阪テレビタレントビューロー所属で、過去に龍虎の拳2などでタクマ・サカザキ(Mr.カラテ)の声を演じた津田英治氏が担当しています。津田さんの声もJR西日本やJR東海などの一部の駅で聞けるそうです。ボイスサンプルはリンク先でも聞けますが、下記のほうが馴染みがあるんじゃないかなと思います。

この津田英治氏のアナウンスなのですが、2014年の秋ごろから一部の路線で差し替えが始まっているんだとか。

下記は京浜東北線の浦和駅ホームのアナウンス。

ちなみに同じ京浜東北線でも赤羽駅などではまだ津田英治氏のアナウンスが流れていますので、路線ごとに差し替え、ということではないようです。

新しい声の主ですが、現在のところはっきりとした情報がありません。ただ、同じ大阪テレビタレントビューロー所属だった有田洋之氏ではないか、という情報は各所で見受けられました。ボイスサンプル聞くと確かに声の雰囲気は近い印象です。

※ 大阪テレビタレントビューローは2018年3月末に解散しており、津田さんと有田さんは別々の事務所に移籍されています。

現状は新旧の音声が混在している状態ですが、機器やデータの更新にともなって段階的に新しい音声に切り替わっていくのではないかと思われます。最初は「おや?」と思うんでしょうけど、いずれ慣れてしまうんでしょうね。

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