microSD10枚で320GBのSSDを作っちゃう、というキットがサンコーから発売

テジタルもの
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SSDというと最近のノートPCとかタブレットには当たり前の用に搭載されているストレージのことですが、これをmicroSDカードで作っちゃえ、という大胆なキットがサンコーからリリースされました。なんでも最大で10枚=320GBまで対応しているらしいですよ。

昔に比べてmicroSDカードも安くなりました。Amazonでは普通にclass10のカードが2,400円くらいで買えますし、ネットを探すと特価で1,980円、なんてのも珍しくなくなってきました。今でこそ32GBというと大容量には見えないかもしれませんけど、Windows XPのSP3は2GBあればインストールできちゃう、って言われてますので必要最低限の構成ならそこそこ行けそうな気がします。

で、出てきたのがサンコーのこのアイテム。55KBDSSDという名前で、基板を見れば一目瞭然、microSDが10箇所させるスロットがついてます。

追加できるのは1枚、2枚、4枚、8枚、10枚という単位で、同一メーカー品でClass10(読み書きが高速ってこと)のカードが推奨されています。サイズが2.5インチのHDDなどとほぼ同じで、外付けケースに入れたり、ノートに内蔵したりという使い方ができるそうです。

ちなみにマイナビの記事にCrystalDiskMarkのベンチマークが掲載されてるんですけど、Readが266.8MB/s、Writeが44.79MB/sというスコアが出てます。HDDよりは速くてSSDよりはちょっと遅い、というところでしょうか。

でもこれ、多分内部構造的にはRAID-0(複数の記憶媒体を組み合わせる記録方式)でしょうから、メモリが一個壊れたらそこで試合終了になりそうな気が……。

あとmicroSDがいくら安くなったとはいえ、10枚買うとなったら2万円以上しますから新規で購入する、というよりは「microSDが大量に余っている人向け」ってことなんでしょうね。でも同じメーカーの同じClassのカードが大量に余ってる人ってどれくらいいるんだろう……。

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