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懐かしの「カードキャプターさくら」のOPを3Dで再現した動画

アニメーションを3Dで作る、というのは今は一般的になりました。この前出たCR涼宮ハルヒの憂鬱なんかでも新規製作分のアニメパートの大半は3Dで制作されています。

3Dだと元となるキャラクターをしっかりと作ってしまえばセルを一枚一枚描くアニメーションよりも制作効率が良くなる(コストを抑えられる)と言われていますが、「オリジナルのアニメーションがあってそれを再現する」となるとカメラワークや背景の出てくるタイミングなど、それなりに手間がかかります。

YouTubeに以前NHKで放送されていた「カードキャプターさくら」の第一期OPを3Dモデリングで再現した動画がアップされていましたのでご紹介します。

この動画はBlenderというソフトでモデリングからコンポジットアウトまで行われているとのこと。本編の後の「おまけ」でテクスチャが貼られていない状態のモデリングでのアニメーションと、背景素材などをどう配置しているか、そしてオリジナルのアニメーションとの比較を見ることができ、素人目に見てもそうとう手間がかかっている事がわかります。

 

3Dでアニメーションを作るメリット

動画を見ていて思ったのは「3D化することによりフレームレートが向上し、なめらかなアニメーションになっている」という点です。それ故に「3DCGっぽさ」が余計に感じられてしまう、という点はあるのかもしれませんが、キャラクターがクルッと回るところや桜吹雪が舞うシーンはオリジナルよりも美しく感じます。

 

また3Dの場合、カメラが空間を移動するような視点変更があった場合実際の見え方に近くなるというメリットあります。

上の動画の場合、歌詞の「こっちをむいて スキだと言って」の当たりで建物の上からパンダウンしてくるカットがありますが、オリジナルが単なる「止め絵のスクロール」なのに対して3D版ではきちんと「視点移動」しています。比較動画の2:24あたりを見ると建物の見え方が異なるのがよく分かります。

 

もちろん手描きのメリットも

手書きの場合は一枚一枚描いていくので、服装などのニュアンスがカットによって異なります。動画の最後、さくらが知世ちゃんに駆け寄るシーン、さくらの服装は若干「もこもこ」な感じで描いてあるので3Dの動画と見比べると印象がずいぶんと変わります。個人的には手描き版の方が可愛らしい印象を受けます。

もっとも、これは「もこもこしたモデリングデータを別に作る」ということで解決はできますし、「カットによって絵が変わる」というのを「統一感がない」と見るのであれば逆にデメリットになってはしましますが……。

 

今後は3Dアニメが増えていく?

アニメ本編を3Dで作る、という試みは「009 RE:CYBORG」などでもすでに行われていますし、遊技機においては徐々に主流となりつつあります。(聞いた話ではサラリーマン番長もアニメーションは3Dになっているとか)

また、昔は素人には手が出しづらかった3DCGもニコニコ動画によるMMDの普及で、敷居が大幅に下がりました。今後はこういった3Dアニメーションがお茶の間に流れる機会が増えていくのかもしれません。

 

おまけ

カードキャプターさくらの初代OPはグミの歌う「Catch You Catch Me」です。メロディラインを聞けば作曲が広瀬香美であることは容易に想像がつくことでしょう。

そして自分の中での広瀬香美というとどうしても「プロミス」なんですよね。ゲッダン。